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健康管理

もしも盲腸になったら?~急性腹症とそのサイン~

「お腹が痛い」そんな経験は誰にでもありますが、
ただの腹痛では済まないこともあります。
実は、お腹の痛みには命に関わる病気が隠れていることがあり、
緊急で手術が必要になるものもあります。
医療の現場ではこれを「急性腹症(きゅうせいふくしょう)」と呼びます。

そこで今回は、身近で急性腹症にもなり得る病気の一つ、
「急性虫垂炎(盲腸)」に関するお話です。

急性虫垂炎とは?
急性虫垂炎とは、お腹の右下のあたりで、
盲腸の先端にある「虫垂」という小さな器官に炎症がおこる病気です。
一般的には「盲腸」という名前で知られています。
若い方に多いイメージがあるかと思いますが、
実際には全年齢層で起こり得ます。
発症すると強い腹痛や吐き気、発熱などが現れ、
放っておくと虫垂が破れて炎症がお腹の中に広がり、
命に関わる状態になることもあります。

こんな症状には要注意!
虫垂炎を含む急性腹症には、次のような症状がみられることがあります。
このような体の変化に気が付いた際には、早めの受診をお勧めします。

・みぞおち、おへその周辺から、お腹の右下へ移動する痛み
・嘔気、嘔吐
・食欲不振
・微熱~高熱
・歩くと響くような痛み

特に、お腹の右下あたりを軽く押した際により痛みが強くなる場合は、
虫垂炎の可能性が高くなります。

「とりあえず様子をみる」が命取りに
市販の鎮痛薬などで一時的に痛みが和らいでも、
原因そのものが改善されていなければ病気は進行していきます。
お腹にいつもと違う違和感を感じたら、「とりあえず様子を見る」ではなく
「とりあえず病院で診てもらう」方が、
結果的に安全で負担も少なく済む選択でしょう。

『もしも盲腸になったら?~急性腹症とそのサイン~』について、
詳細は添付ファイルをご確認ください。

<目次>
・急性虫垂炎とは?
・こんな症状には要注意!
・「とりあえず様子をみる」が命取りに?
・治療法
・似たような症状の病気にも注意

寒くなってくると具合が悪い日も増えがちです
しっかり身体を温めて乗り切りましょう🍃

 

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