今年は5月2日が立春から数えて88日目の八十八夜です。
夏も近づく八十八夜~♪と歌われているように八十八夜といえば「お茶」。
各地で茶摘みに関するイベントなども行われ、
新茶を楽しむ予定の方もいるのではないでしょうか。
古来より親しまれてきたお茶ですが、近年ではその健康効果にも注目されています。
そこで今回は『お茶』に関するお話です。
世界のほとんどの国で使われている茶を意味する言葉は
「cha・チャ」と「tea・ティー」に分かれます。
どちらも中国が起源ですが、伝わったルートによって呼び名が異なります。
中国語や広東語の「チャ」は陸路でアジアへ広まり、
ヨーロッパとの交易港があった福建省の方言の「テ」をもとにした「ティー」は、
海路でヨーロッパへ伝わりました。
名前から歴史をたどれるのは、古くから親しまれてきたお茶だからこそですね。
茶には様々な成分が含まれていますが、代表的な成分に
カテキン、テアニン、カフェインがあります。
カテキン(渋みのもと)
ポリフェノールの一種。
殺菌作用があり、口臭・虫歯予防、体脂肪低下や
抗がん作用等が報告されています。
また、茶カテキンを含む「特定保健用食品」も販売されています。
テアニン(甘みのもと)
アミノ酸類。
日光を受けると渋み成分であるカテキンへ変化します。
リラックス効果があり、カフェインの興奮作用を
抑制することが報告されています。
カフェイン(苦みのもと)
覚醒作用や強心作用、利尿作用等があり、眠気を抑えて集中力を高めてくれます。
カフェインは茶の他にもコーヒーやエナジードリンク、
風邪薬等にも含まれており、摂りすぎには注意が必要です。
また、茶には抗酸化・抗がん作用のあるビタミンA(カロテン)、
口角炎予防・抗酸化作用のあるビタミンB群、
抗酸化作用・ストレス解消作用等の効果があるビタミンCなどのビタミン類も
含まれており、健康効果についての研究も進められています。
なお、含有量は種類や抽出方法で変化します。
例えば、緑茶の中でもカフェインの含有量は玉露で高く、ほうじ茶では少なめです。
また、抽出温度が高いほど、カフェインが多く抽出されます。
研究の結果、最近では機能性をPRしたお茶も出てきています。
べにふうき緑茶
茶品種「べにふうき」には、花粉・ハウスダストやほこり等による
目や鼻の不快感を軽減させることが報告されている
「メチル化カテキン」が含まれています。
紅茶にすると酸化酵素の働きでメチル化カテキンが消失してしまう等の理由から
効率的に利用するためには緑茶として摂取することが望ましいとされます。
サンルージュ
眼精疲労軽減効果が期待される「アントシアニン」を多く含みます。
水出し緑茶
冷たい水で緑茶を淹れると、渋みの強いエピガロカテキンガレート(EGCG)と
苦みのカフェインの溶出量が低下するため、うま味を感じやすいお茶となります。
また、お湯で淹れた緑茶に比べてエピガロカテキン(EGC)の割合が高く、
免疫機能の維持が期待されています。
詳細は添付ファイルをご確認ください。
<目次>
・お茶(チャ)とは?
・お茶の成分と健康効果
・機能性PR!新しいお茶
健康を意識して選んでみてもいいかもしれません🍵